最近では、看護師が配属される部署は、
ある程度、本人の希望が通るように配属先が決まるようです。
でも、看護学生の皆さんは、実際の臨床を経験してないので
このような疑問はありませんか?
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なに科が希望なの?っていわれても、、、
よくわからんな、、、。
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キャンタマは、急性期を希望していたので、
第一希望は集中治療室でした。
希望通り、配属先は集中治療室となりました。
・新人看護師におすすめの科
皆さんが、配属する部署を希望する上で、
少しでも参考になれば、幸いです。
では、よろしくお願いします。
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おすすめの科
さて、キャンタマがおすすめの科を1位から3位まで順位をつけました。
結論から言いますと、
1位:集中治療室
2位呼吸器内科or循環器内科
3位:脳神経外科
なぜ集中治療室がおすすめなのかは、
みなさんにお伝えしていきたいと思います。
急性期領域に興味がある看護学生の皆さんには、オススメです。
1位:集中治療室
重症な患者が入室される病棟で、重症な患者であれば様々な科の患者が入室します。
様々な疾患の患者や、様々な処置や薬剤も使用するので、
看護師として、間違いなくスキルアップする事ができます。
なぜキャンタマがおすすめするのかを、
メリット・デメリットをあげながら説明していきたいと思います。
メリット
様々なメリットがありますが、キャンタマが思うメリットは上記でしょうか。
とにかく、様々な疾患の患者さんを看る事ができるのは、
新人看護師にとって、非常にメリットになります。
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例え他の病棟に移動となっても、
大体の看護や留意点は理解しているので、
即戦力として、看護を行う事ができます。
そして、一般病棟ではなかなか経験できない処置の介助も
日常的に行うので、看護師としての対応力は非常に大きいものになります。
もし、集中治療室での経験がある際は転職にも非常に有利になると思います。
また、何より大きいのは残業時間が少ない事でしょうか?
集中治療室では、タイムリーに指示をこなしながら処置も並行して行われるので、
一般病棟と比べると、残業時間が少ない傾向にあります。
ただし、、、
その分は、勉強時間に消えますけど、、、。笑
デメリット
これは、当たり前のことですが、
様々な疾患や処置を経験できるという事は、
勉強する疾患や処置が増えるわけですから自己学習の量は増えます。
ですが、キャンタマは思います。
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この新人時代に得た知識や技術は、
後々の看護師人生の大きな財産になりますよ。
キャンタマ自身がそうですから。
キャンタマの新人時代
キャンタマが新人のときは、配属先は集中治療室でしたが、
集中治療室にどのような患者が入室するのか、
自己学習は一体どの程度行っていたのかを、
実体験から皆さんにお伝えしようと思います。
入室患者の特徴
私が配属された病院は、
心臓血管疾患集中治療室(CCU)、脳卒中集中治療室(SCU)、外科系集中治療室SICUなど、
部門別になっていなかったので、
様々な患者の入室がありました。
・外傷患者
・蘇生後の患者
・侵襲度の高い術後(心臓外科など)
・熱傷患者
・敗血症ショックの患者
・急性呼吸不全
・急性薬物中毒
・重篤な代謝疾患
・重症な小児(挿管された小児など)
などなど、様々な疾患の患者が入室されます。
この患者さんを看るためには、
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解剖生理や、疾患の理解はもちろんのこと、
それに付随した看護も理解しておく必要があります。
また、集中治療室では、人工呼吸器や血液浄化、
コロナで話題になっているECMOなどの医療機器の管理についても理解しておく必要があります。
これらを学ぶために、勤務後に毎日自己学習していく必要があります。
自己学習時間
キャンタマが、新人時代にどのくらい自己学習していたのか、
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毎日5時間くらい勉強していたよ、、、。
月換算すると大体150時間程度でしょうか?
これを約半年間は毎日勉強していました。
今思い返せば、辛い日々だったと思いますが、
この時に勉強しておいて、本当に良かったと思います。
30代になってこれをやれって言われても、
多分無理だと思うので、、、。
自己学習の内容
では、実際にどのようなことを勉強したのか、
・呼吸、循環、脳の解剖生理
・呼吸、循環、脳に該当する疾患と看護
・人の体の代謝と代謝疾患の看護
・周術期と心臓外科の看護
・熱傷、急性薬物中毒、小児などの特殊な疾患と看護
・外傷患者の看護
・人工呼吸器管理とその看護
・血液浄化やECMO、IABPの管理方法やその看護
などでしょうか。
これに合わせて、様々な処置の介助や、検査データの見方なども勉強しました。
今思えば、よく半年でこんなにも勉強したと思います。
看護学校でも、解剖生理や疾患と看護を学びましたが、
全く足りなくて、ほぼゼロからの勉強でした。
ですが、他の部署への配属看護師に比べて、
圧倒的に勉強量が多いので看護師として成長できると思いますよ。
また、新人看護師時代はどの様に勉強すれば良いか
悩む事があると思います。
悩んでいる方は、下記の記事を参照下さい。
![](https://i0.wp.com/nurse-man1122.com/wp-content/uploads/2020/10/新人看護師の勉強法とは?.png?fit=300%2C188&ssl=1)
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2位呼吸器内科or循環器内科
集中治療室の次におすすめなのは、呼吸器内科or循環器内科です。
就職する施設によっては、集中治療室が無かったり、
新人は集中治療室に配属させない方針をとっている施設もあるとお思います。
様々な科がある中で、呼吸器内科or循環器内科をお勧めします。
メリット
キャンタマが呼吸器内科or循環器内科をお勧めする理由は、
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キャンタマが呼吸器内科or循環器内科を
お勧めする理由は、
呼吸や循環の解剖生理や疾患と看護を学ぶ事ができるからです。
患者が急変する要因の多くは、呼吸や循環が崩れることで起こります。
そのため、その兆候を認識するには、
当然ですが、呼吸や循環の解剖生理を理解しておく必要があります。
また、近年では入院する多くの患者さんの背景には、
COPDや心不全などの慢性的な疾患を抱えて生活している高齢者が多くいます。
これらの基礎的な疾患や看護を理解する事ができるのも理由の一つです。
そして、他の病棟より圧倒的に医療デバイスが必要となる患者が多いです。
その管理や看護を学ぶ機会が多いのはメリットの一つと言えると思います。
デメリット
とにかく、他の科より重症度が高く忙しい傾向があります。
施設にもよりますが、
呼吸器病棟では、抗癌剤治療を行なっている患者もいれば、
人工呼吸器を装着している患者がいたりします。
循環器病棟では、PCI(経皮的冠動脈形成術)施行後の患者がいたり、
様々な医療デバイスを装着している患者の看護、退院支援や退院指導など、
看護は多岐に渡ります。
残業時間は多い傾向にあるうえに、その中で自己学習を並行していくのは、
かなり大変だと個人的には思います。
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3位:脳神経外科
さて、呼吸器内科と循環器内科と次にお勧めなのは、
脳神経外科です。
一般的な外科病棟でもいいのですが、
中でも、脳神経外科はお勧めです。
メリット
患者が急変する要因として、呼吸・循環の次に多いのが意識の変化に伴うものです。
脳神経外科は、脳における解剖生理を学ぶ事ができますし、
脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)などの疾患や看護も学ぶ事ができます。
また、一般的な周術期看護も学ぶ事ができるので、一般外科よりお勧めです。
また、脳疾患の特徴として、
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多くの患者が入院前よりADLが低下する可能性が高いです。
麻痺によるADLの低下や嚥下機能の低下で、
退院支援や退院指導を含め、多くの看護を学ぶ事ができます。
デメリット
呼吸器内科や循環器内科とはまた違った忙しさがあります。
脳神経疾患の患者は、麻痺や嚥下機能低下により看護必要度が高い傾向にあります。
看護必要度が高い=重労働で忙しい
となる事が多いです。
ベッド上での生活の患者が多くなる事で、
体交・オムツ交換・清拭などは一般病棟より重労働となり、
体力勝負です。
身体的疲労が他病棟より高い傾向にあるとキャンタマは思います。
その中で、身体的に疲れているの中で自己学習もやるとなると、大変ですよね。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
様々な病棟には、メリットとデメリットがあります。
キャンタマの個人的な見解ですが、
おすすめはやっぱり、
集中治療室が第1位です!
看護学生の頃は、将来働いてみたい科が決まってなかったり、
臨床のイメージができないので、
なかなか希望部署を選ぶ事ができないこともあると思います。
この記事が、少しでも希望部署の選択に役に立てばと思います。
また、
現在、実習で困っている方は、
下記の関連記事をご参照下さい。
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そして、新たに看護師となった方に必需品は
「印鑑」だと思います。
看護師の印鑑事情について気になる方は下記を参照ください。
![](https://i0.wp.com/nurse-man1122.com/wp-content/uploads/2020/11/看護師の印鑑事情.png?fit=300%2C188&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/nurse-man1122.com/wp-content/uploads/2020/11/看護師の印鑑事情.png?fit=300%2C188&ssl=1)
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