これから、看護師を目指す方や、すでに看護師として働いている方、
多くの方が気になるであろうお給料についての話をしていきたいと思います。
キャンタマって認定看護師として働いているけど、お給料って変わるの?
いい質問だね!認定看護師の現実をお伝えしよう!笑
また、認定看護師以外のキャリアアップについてもあわせてお伝えするね!
・実際の看護師のお給料と懐事情
・認定看護師のお給料の変化
・看護師のキャリアアップ
看護師の給料は高い?低い?
そもそも、看護師の給料って高いのか、低いのか?
結論から言うと、
低くはないが、高くもない
何か曖昧な返答になっていしまいますが、その理由を説明していきたいと思います。
看護師の平均年収は
令和元年賃金構造基本統計調査の結果では、平均年収は約480万円と言われています。
月収にすると、およそ手取りで約30万円前後となります。
では、なぜこれが、低くは無いが、高くも無いとなるのか。
看護師社会は、女性社会ですが、高校や大学を出て、一般企業やOLとして働いている方からすると、「いやいや、多いから!」と思われるでしょう。
でも、臨床で働いている看護師の立場から言わせていただくと、
・プライベートを削り多くの勉強会に参加し自己研鑽
・大量の業務をこなし残業でプライベートの時間は軽減
・日々の緊張感と多大なストレス
がありかなりのプライベートを犠牲にしています。働き方はさまざまですが、「給料が割りに合わない」と感じている看護師の方は多いのではないでしょうか?
お金が全てでは無いですが、生活をしていく以上は、やっぱりお金は必要ですよね。
看護師の平均年収に届いてなかったり、より待遇のいい労働環境を考慮するために転職するのも一つの手だと思います。
キャンタマの懐事情
では、キャンタマのお給料事情はどうなのかとういうと、、、。悲しいことに、平均年収と大差なし、、、。
多くの看護師がそうだと思いますが、夜勤手当があると無いとでは、月収で約3万〜5万程度変わってくるのでは無いでしょうか?
眠い目を擦りながら、30歳過ぎのおじさんが、日々職場を走り回ってます。
ただ、私は認定看護師でもあります。
皆さん気になりませんか?
認定看護師として働いているけど、お給料って変わるの?
お答えしよう、、、。
なんと、毎月3000円の資格手当がついて年収で36000円アップだぜ!!
へっ、、、。認定看護師ってあんなに勉強会や研修を企画しているのに、大したことないわね!
毎月3000円の資格手当がついて年収で36000円アップ
悲しいのか、嬉しいのか、、、。これが、認定看護師の現実です。ただし、病院によってはもっと貰っているところもあれば、1円も貰えないところもあると他病院の認定看護師から聞いています。
でも、お金の為に認定看護師になったわけではなく、自分のスキルアップの為に取得したので、特に不満は無いです。
また、今後の記事で認定看護師になる為に過程や、資格取得後の活動内容や苦悩等については、下記をご参照ください。
でも、本当はもうちょっと欲しいな、、、。笑
ナースマンのキャリアアップは?
次はキャリアアップについてお伝えしようと思います。
ナースマンだけではないですが多くは、定年まで看護師として働く人がほとんどだと思います。
でも、30歳前後で皆さんはこんな事思いませんか?
それは、「今後はどうしていけば良いのか?」です。
看護師のキャリアアップとして、王道として下記の3つの道があります。
・管理職
・スペシャリスト(認定看護師、専門看護師、診療看護師)
・ジェネラリスト
管理職
一つ目が管理職の道です。
これは、自分がなりたいと思ってなれるものではなく、他者に認められて、はじめてなれるものです。
管理職となれば、大幅な年収アップが見込まれるんじゃない?
でもきっと、ストレス社会と言われる昨今の状況では、管理職は大変だよ!
看護部には管理面で、部署目標やスタッフ管理などでつつかれて、部署のスタッフには、勤務表でブツブツ言われて、、、。想像しただけで、ストレスで体がおかしくなりそうですね。
私には、この選択肢はなかったですね。まぁ、なれるわけがないと思います。
家庭(鬼嫁)のコントロールができないのに、部署や他者の管理なんて無謀、、、。
スペシャリスト
二つ目が、スペシャリストの道です。
スペシャリストとは、ある領域の看護の専門家です。
キャンタマが選んだ道ですね。
私の専門分野はクリティカル領域です。
急性期の患者さんの看護を専門としています。
スペシャリストは大きく分けて、認定看護師・専門看護師・診療看護師の3つに分かれますが、
今回は、認定看護師と専門看護師について説明していきます。
認定看護師(CN:Certified Nurse)
認定看護師は、様々な分野に分かれていて、今までは21分野でしたが、2020年から19分野に再編成されています。ただし、現在は旧カリキュラムから新カリキュラムへの移行期間になっています。
また、カリキュラムも特定行為が含まれるコースで研修期間も異なっていますが、およそ600時間〜800時間を専門の研修機関で研修を受けて、認定試験で合格すると認定されます。
認定看護師の役割としては、
・実践
・指導
・相談
が役割となります。
また、特定行為研修受講後に再認定をした場合や、新たなカリキュラムで研修し認定された際は、「特定認定看護師」と名乗ることができます。
専門看護師(CNS:Certified Nurse Specialist)
専門看護師は、13分野に分かれています。
認定看護師と違い、看護系大学院修士過程で必要数の単位を取得後、認定審査で合格すると認定されます。
専門看護師の場合は役割が多く、
・実践
・相談
・調整
・倫理調整
・教育
・研究
になります。
キャンタマは、研究が非常に苦手なので認定看護師を選びましたが、倫理や研究等が好きな方は、専門看護師がお勧めです。
ジェネラリスト
ジェネラリストとは、
様々な領域における看護を経験し、幅広い知識を有する看護師の事です。
看護師の世界には、様々な領域があります。
外科系では
・外科
・整形外科
・脳外科
・心臓血管外科
・呼吸器外科などなど
内科系
・循環器内科
・呼吸器内科
・腎臓内科
・消化器内科
・小児科などなど
私自身は、クリティカル領域が専門なので、一般的な疾患における急性期看護や、急変時の対応は専門です。
しかし、特殊性が高い看護=手術領域における看護などは本当にわかりません。もしやってくれと言われても、専門外で対応困難です。
ジェネラリスト看護師は、様々な部門や領域の看護を経験しているので、
「様々な視点から患者を捉えて看護」を行うことができます。
これが、ジェネラリストの強みであると言えますね。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は、ナースマンの懐事情とキャリアアップについてつぶやかせていただきました。
看護師の給料、認定看護師の手当は、思ったより高かったですか?それとも低かったですか?
今後は、認定看護師を目指したきっかけや、認定看護師教育過程の受験、についてもお伝えしていきたいと思います。
また、このブログのタイトルは「ナースマンと鬼嫁の日常」です。
鬼嫁の日常は、いくらでもストックがありますので、今後、記事にしていこうと思います。
日々の日常や、職場でのストレス、家庭での嫁の小言に疲れた、全ての皆様方が、
少しでもこのブログで、皆さんの癒しになったらと思っております。
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