看護実習生の皆さんは、病院や施設での実習で
辛い事が多いのではないでしょうか?
・寝れない、、、。
・指導者が怖い、、、。
などなど、身体的にも精神的にも大変です。
看護師の方は、二度と経験したいと思わないのではないでしょうか?
そして、看護師国家試験も迫っている中で、最も辛い時期ではないでしょうか。
皆さんは、どのようにしてこの辛い日々を乗り切りましたか?
キャンタマ自身が、学生時代にどの様に看護実習を乗り切ったのかを
皆さんにお伝えできればと思います。
・看護実習のゴール
・看護実習の悩み(睡眠・実習記録・指導教員)
・指導者との関わり方
それでは、よろしくお願いします。
看護実習の着地点
情報の統合し看護を展開
キャンタマが思う看護学生の最終的な目標は、これだと思います。
一言で言ってますが、これって非常に難しい事なんですよね。
要は、
キャンタマ自身も、看護学生の頃に様々な授業を受けてきました。
その中で、医師からの疾患の授業って、かなり濃い内容だと記憶しています。
様々なエビデンス〜とか、様々な論文からこの治療法が良いとか、、、。
(キャンタマはすぐに眠くなっちゃってましたけど。)
ここから疾患と看護を紐付けるって結構ハードル高いんです。
でもこれって、臨床では非常に大切な事だと思います。
この紐付けができないと、
「その看護実践を行う根拠はなんですか?」と言われます。
よくキャンタマ自身も言われました。
大切なことは、
・患者背景(既往歴、入院経過、家族背景など)
・患者の疾患
・患者の現状
から、どのような看護が必要なのかを導き出すことです。
実習生の悩み
実習生の皆さんは、様々な悩みを抱えているのではないでしょうか?
・睡眠不足
・膨大な実習記録
・指導教員との関わりなどなど
キャンタマ自身も様々な悩みを抱えながら、実習を乗り越えました。
キャンタマがどの様に実習を乗り越えてきたかを
実体験を踏まえながら、皆さんにお伝えしていきます。
睡眠
これが実習生には、一番辛いのではないでしょうか?
重要なことは、
効率よく記録を終わらせ睡眠時間を確保
する事が大切です。
看護学生の睡眠時間がなくなる多くの理由は、
考える→正解かわからない→考える→根拠を探す→根拠見つからない→考える→翌日
大体がこのパターンで記録が終わらず、
睡眠できず翌日になるという悪循環で睡眠不足になります。
キャンタマはおもいます、、、。
ある程度で考えることをやめて諦める
ということも大切だと思います。
いくら考えても答えが出ない時は、
結局考えても答えは出てきません。
わからない時は、教員や指導者に助言を求める事も大切です。
でも、聞き方には注意してくださいね。
・「ここまでは考え、〇〇だと思うのですが、正解がわからない」
・「2つの選択肢で迷っていますが、正解がわかりません」
など、
ある程度は、自分自身で考えたことをアピールてくださいね。
そうしないと、全く考えずに助言を求めたと勘違いされます。
睡眠不足は思考力が低下しさらなる悪循環が生じるだけですので、、、。
実習記録
看護協会の皆様方、
看護学生の実習記録って、何であんなに多いんですか?
さて、必要と言われているものをしょうがないので、
対策を講じる必要があります。
実習記録で大切なことは、
無駄な記録を省く
事だと思います。
無駄な記録って何?
と思われるとおいますが、
自分の記録を一度見返してみてください。
ありませんか?無駄な記録?
例えば、
意外に無駄な記録って存在しているんですよね。
何でも記録すればいいってものでもないですもんね。
キャンタマ自身は、違う意味で実習記録は大変でした。
キャンタマくんさ、、、。
字が汚くて、何書いてあるのか読めないんだけど、、、。
すいません。善処します、、、。
先生が慣れてくくださいよキャンタマの字に、、、。(心の声)
キャンタマの時代は、全て手書きでした。
字が汚すぎて、読めないとよく怒られました。
臨床で働き始めた時も、まだ紙カルテだったので、
よく部署の皆さんに、「なんて書いてあるの?」って言われていましたが、
半年ぐらいで、キャンタマの記録を解読できる様になっていました。
慣れるっていう事は、大切ですね。笑
現代の実習生は、パソコンでの記録は大丈夫なんでしょうか?
個人情報の視点からダメなのかな?
パソコンだったら、手順書とか色々とコピペとかで、時短できるのに、、、。
指導教員
指導教員って重要な存在ですよね。
わからない時にサポートしてくれたり、助言をくれたり。
でも、たまーにいますよね、、、。合わない教員って。
そんな時に大切なことは、
教員が重要視しているところを把握し対応
する事が大切かなーと思います。
教員と対立しても、実習生には何の得もないですからね、、、。
教員にも様々な人がいて、
・エビデンスを重要視する教員
・患者の訴えや思いに寄り添うことを重要視する教員
などがいます。
よくいうEBN(Evidence-Based-Nursing)とNBN(Narrative-Based-Nursing)です。
EBN(Evidence-Based-Nursing)
・エビデンスに基づいた看護
NBN(Narrative-Based-Nursing)
・患者の「語り」を聞き患者の視点に立った看護
キャンタマ自身は、看護学生に必要なのは、
もちろんEBNも重要ですが、NBNを重要視してもらいたいです。
その中で、自己の看護観を磨いて欲しいと思っています。
話がそれましたが、教員の中には、
「エビデンス、エビデンスは?」という教員と
「患者の思いは、訴えは?」という教員に
分かれると思います。
教員のタイプを見極めて、記録や解答を
アピールすることで、実習中はうまくお付き合いできると思います。
ただ、、、
何で、教員にまで気を使わないといけないですかね、、、。
指導者との関わり方
臨床の指導者ってこんな看護師いませんか?
・理不尽に怒る人
・無視をする人
・人格を否定する人などなど
こんな指導者に当たった時は、最悪なケースです。
対処法は、
考え方を変える
事が大切だと思います。
こんな指導者の事でストレスを溜める事は、
看護学生の皆様にとっては、有益な事は何一つありません。
心の中で、
可哀想な人だな。プププッ。笑と思ってください。
口には出さないで下さいね。
心の中で思えば、少しは気が紛れます。
でも、あまりにひどい指導者の場合は、教員に相談してくださいね。
キャンタマ自身は、臨床で学生指導を行うことはありますが、
学生指導をする指導者の役割は、読んで字の如く
学生を導く事で
・臨床の症例と学生の知識を紐付ける事
・学生の思考過程を言語化するサポート
・学生の精神的サポート
などではないかと思います。
こういう考え方ができない指導者は、指導者ではないと思います。
学生だけが評価されるのではなく、学生同士で指導者を評価しちゃってください。
そしたらきっと少しは心が安らかになります。
あなた(指導者)はD判定です。ってね
まとめ
看護学生の実習は、確かに辛い事も多いですが、
患者の症例を自己の知識と紐付ける事で、学びを深める事ができます。
そして、自己の思考過程を言語化する絶好の機会です。
思考過程を言語化する事は、非常に難しいですが、
臨床では重要になります。
看護学生の時期に多くの経験を積んでいただければと思います。
でも、辛くなったら早めに同期に相談しましょうね。
キャンタマでも良ければ、いつでも相談に乗ります。
互いに支え合いながら、実習を乗り切りましょう。
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