さて、ナースマン(男性看護師)として認定看護師を取得しようとチャレンジする人も多いと思います。
ここで、様々な不安が出てくると思います。
・認定看護師教育課程で学ぶことは?
・認定看護師教育課程で超えるハードルは?
・認定看護師教育課程での苦労は?
私自身も気になって、様々なブログをみたんですが、このような悩みを解決してくれるブログを探すことができませんでした。
認定看護師教育課程を卒業したキャンタマが、
経験談を交えながら、
皆さんの疑問を解決いたします。
・認定看護師教育課程の実際
・認定看護師教育課程での評価方法
皆さんのお役に立てればと思います。それでは、よろしくお願いします。
認定看護師教育課程のカリキュラム
認定看護師教育課程では、各分野において様々なカリキュラムが設定されています。
各分野の共通科目として、
・医療安全(倫理面)
・医療安全(医療安全管理)
・看護管理
・相談
・指導
などの共通科目もあれば、各分野の特有な科目などがあります。
各科目の講師によって、講義・グループワーク・シミュレーション・ディベートなどで授業をしていきます。
何もない日は、17時くらいには自宅に帰りますが、大体その後にグループワークがあり19時くらいの帰宅が多いです。
講義
講義は、ハンドアウトに沿って講師が授業を行います。
興味のある分野の授業はいいんですが、医療安全の倫理などの授業は、キャンタマはあまり興味がなかったので、睡魔との戦いでしたね。
睡魔に打ち勝つ道具は
・目薬
・眠気が覚めるタブレット
この2つが必需品でした、、、。
この二つは必需品で、キャンタマはこれらを使って睡魔と闘っておりました。
でも、講師陣も有名な方などの授業は、本当に面白い講義です。
研修生がどんな内容を学びたいかなど、興味を引くような事を出しながら、授業が行われます。
対象者のニーズは何かを把握し、授業内容を構成することは改めて大切であると実感しましたね。
グループワーク
授業の中には、講義だけでなく、グループワークを行い、ディスカッションをする授業もありました。
<グループワークで大切なこと>
自分の意見をいかに他者に伝えられるか
しかし、自分の意見だけでなく、他者の意見も尊重しながら、最良の答えを導き出していくことが大切です。
これが、簡単そうで難しいんですよね。
そもそも、自分の意見を他者に伝えること自体も、簡単そうに思いますが、難しいです。
・そもそも自分の意見ってあっているのだろうか?
・こんなこと言って、嫌われるのではないか?
こんな感じで、様々な憶測が頭をよぎり、自分の意見をなかなか言えない事って多くないですか?
キャンタマは少なからずそうでした。
でも、認定看護師になるとコンサルテーションなど様々な場面で、他者の意見も尊重しながら、自己の意見を伝えることがあります。
認定看護師になって4年目になりますが、今でもこの難しさを痛感しております。
この問題を解決するのがアサーティブコミュニケーションかと思います。
興味がある方は、下記の記事をご参照ください。
シミュレーション
これは、フィジカルアセスメントや急変対応などの授業で行いました。
ただ、研修生だけがシミュレーションを体験するだけでは終わりませんでした。
シミュレーション教育を行う上でのシナリオの作成方法や
ファシリテーターの役割、デブリーフィングの進め方なども
合わせて学びました。
実際に研修生同士で、ファシリテーター役や受講生役に分かれて、実践形式で、自分たちで考えたシミュレーション方法を実践しました。
より効果的にシュミレーション教育を実践していくためには、どうするべきであったかを、教員と研修生で考える授業がありました。
この授業は非常に楽しかったですし、実際に認定看護師となってシミュレーション教育をやる際に役立っています。
ディベート
このディベート形式の授業はかなり辛かったです。
正直あんまり覚えていないんですが、「口腔ケアは洗浄派or清拭派」などの題材に対して、様々な論文を検証して、洗浄派と清拭派に分かれて、ディベートを行いました。
グループで様々な論文を調べたりと、授業外の時間を使って、どんな質問で攻めてくるんだろうなどと考えらがら行っていました。
大変な授業の一つでしたが、面白かったのを覚えています。
認定看護師教育課程の評価方法
さて、皆さんが気になる教育課程での評価方法についてです。
キャンタマの教育課程では、テスト・レポート・グループワーク発表で評価されていました。
ここでは、テスト・レポートについてお伝えしていきたいと思います。
テスト
キャンタマの教育課程では、テストでの評価方法が非常に多かったです。
前期と後期でテスト期間があるのですか、そのテストがある教科が尋常じゃない数あります。
どのくらいだったか忘れましたが、確か、60個くらいの分野だったでしょうか。
そんなになかったかな?
でも、非常に多かったのを記憶しています。
テスト対策は何をしてたのか、、、
・過去問
・授業で講師が教えてくれた箇所
・キャンタマノートで勉強
過去問
科目によっては、過去問から同じ問題が出るテストもありました。
歴代の先輩たちが残してくれた過去問を参考にして、ひたすら過去問を解いていたと思います。
看護師国家試験みたいな感じですね。
授業で教えてくれた箇所
講師によっては、
「ここテスト出るよー。」など教えてくれる講師もおりました。
あんまりいないですけど。
また、中にはハンドアウトに意味深なマークがあって「ハンドアウト内のスライドごとに何か違いがありますね」などと、密かにテストに出るところを教えてくれる講師もいました。
この戦法は、キャンタマも看護学生の授業に使っています。
キャンタマノートで勉強
テスト週間になると、様々なハンドアウトを見直して、どこが重要な箇所かを探していると、時間が足りません。
キャンタマが実践していたことは、
授業後に重要箇所をまとめる
ハンドアウトを見直して、重要箇所であろう場所を
毎日振り返りながらまとめていました。
でも、時には授業後はグループワークなどもあるので、できなかった時は、土曜日を使ってやっていました。
日曜日は、何がなんでも何にもしない日を作って休息に当てていました。
時間が限られている中で、いかに効果的に効率よく勉強するかが重要だと思います。
レポート
テストだけでなく、科目によってはレポート評価の場合もあります。
キャンタマはこのレポートが苦手でした。
でも幸運にもキャンタマの教育課程では、5個くらいしかレポート評価がありませんでした。
その代わり、テストでの評価が多いんですけどね。
これは、周りの認定看護師から驚かれます。
多くの教育課程は、数え切れないくらいのレポートがあり、レポートに追われて、寝れないことなどもあるそうです。
教育課程に行く事を考えている方は、レポートの書き方も事前に学んでから行くといいかもしれません。
入学試験の小論文の練習にもなります。
まとめ
今回は、教育課程でのカリキュラムや評価方法であるテストやレポートについてお話しさせていただきました。
でも、教育課程にはもう一つ大変な壁がありますよね、それは、実習です。あと、ケースレポートもありますかね、、、。
キャンタマの場合の教育課程での実習の実際や、ケースレポートの実際についてまた次回お話しさせていたできます。
少しでも皆さんのお役に立てればと思います。
そして、認定看護師の費用や認定看護師教育期間受験対策などは、下記の記事をご参照ください。
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