Fish!の哲学で看護師の職場環境を改善

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皆さんは、Fish!の哲学という言葉を知っていますか?

看護師の職場である医療現場は日々戦場です。

処置や記録に追われ、いつの間にか定時時刻、、、。

キャンタマ

「あれ?今日ってトイレって行ったっけ?」

と思うほど、

様々な業務に追われているのではないでしょうか?

人は、寝ている時間を除き、

人生において、

仕事をしている時間は目が覚めている75%に及ぶとされています。

そんな人生の大部分を占めている仕事が楽しくなければ、

人生も楽しくないですよね。

このFish!の哲学は、そんな戦場である医療現場である

職場環境を改善する一つの手法です。

今回の記事で解決する事

・Fish!の哲学とは

・Fish!の哲学の4つのマインド

・Fish!哲学の実践例

皆さんで、楽しい職場を作りませんか?

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目次

Fish!の哲学とは

Fish!の哲学とは

アメリカ西海岸のさびれた魚市場で実際に行われたマネジメント手法の一つ

この魚市場で働く従業員は士気も低く、離職率も高いどん底の魚市場でした。

そんな魚市場が、4つのマインドを用いて、

徐々に従業員たちの士気が高まり、離職率も軽減した言われています。

問題の職場がピチピチと息の良い職場に生まれ変わったのが始まりです。

全国の医療現場において、少しづつですが、

この「Fishの哲学」が導入されています。

キャンタマ自身も院内で初めて導入しはじめました。

最初は、個人で行っていましたが、所属長の協力も得て、

今では、所属部署に「Fish!チーム」を立ち上げて、

ピチピチの職場を目指して、日々活動を行っています。

実際に、どの様な活動を行ったかは、最後にお伝えしていきます。

Fish!の哲学の4つのマインド

Fish!の哲学には4つのマインドが存在します。

Fish!の哲学の4つのマインド

・態度を選ぶ

・仕事を楽しむ

・人を喜ばせる

・相手に注目する

この4つのマインドを持つ事で、職場環境を改善しようとするのが

Fish!の哲学になります。

このマインドについて一つずつ説明していきますね。

態度を選ぶ

人は仕事を行う際は、どの様な気分で仕事を行うかは、

自分自身で決められます。

日々のプライベートでは様々な事がありますよね、、、。

キャンタマの場合は、

・出勤前に鬼嫁に怒られる
・鬼嫁の機嫌が悪くとばっちりを受ける
・子供が言うことを聞かないなどなど

様々な事があるんですよ。

でも、

キャンタマ

一日を不機嫌に仕事するのか、、、。
それとも、笑顔で仕事をこなしていくか、、、。
相手の態度を変化するのは、難しいかもしれません。
でも、自分自身の態度を変えることは簡単です。

精神論の様に感じるかもしれませんが、

「忙しい時こそ、笑顔で仕事をこなす」ことは、

周囲に与える影響は大きいと思います。

特に現場でリーダー的な存在であればあるほど、周囲に与える影響は

大きいと思います。

キャンタマ

1日をどの様に過ごすかは自分次第です。

仕事を楽しむ

医療の現場って、患者の生死があるから常に緊張感がありますよね。

適度な緊張感は必要ですが、時には笑いも必要なのかと思います。

常に緊張感が持続すると、ストレスは甚大です。

その中に、ちょっとした遊び心を取り入れる事で、

緊張感が緩和されて、

・ストレスの軽減
・コミュニケーションが活発になり安全性の向上
・生産性の向上などなど

につながると言われています。

仕事が楽しいものとなれば、やる気も上がり

最終的には、患者さんへ還元されるので、

患者さんの満足度にも繋がると思います。

人を喜ばせる

皆さんは、こんな気持ちを持っていませんか?

・「こんなに頑張っているのに所属長が認めてくれない」
・「新たな技術ができたのにプリセプターが認めてくれない」
・「様々な勉強会や資料作成をしているのに誰も認めてくれない」などなど

誰もが周囲の人に自分自身を認めてもらいたいと思っています。

キャンタマ自身も、自宅で様々な雑務をこなしますが、

鬼嫁は一向に認めようとしません。笑

そうです。誰しもが持っているであろう承認欲求です。

みんな少なからず他者から認めてもらいたいと思っています。

日々の業務の中で、助かった事や感謝の気持ちなどはありませんか?

例えば、

・何も頼んでないのに入院処理をこなしてくれた
・いつの間にか患者の清拭や体交をこなしてくれた
・翌日の退院処理が既に終わっていたなどなど

自分の気持ちを相手に言語化して伝え認める事が大切です。

承認=他者(人)を喜ばせる事になり、

その人の成長につながり、職場環境改善にもつながると思います。

相手に注目する

日々の看護を行う上で、患者さんには常に注意を向けていると思います。

そうしないと、異常の早期発見にはつながりませんもんね。

でもその注意を、少しだけ周囲の同僚に向けてみると、

様々な事が見えてくるかもしれません。

・ナースステーションの片隅に立ち尽くしている新人
・緊急入院を誰に受けてもらうか悩んでいるリーダー
・勤務表と睨めっこしている所属長などなど

周囲には注意を向けないと気づけない事がたくさんあります。

そして、気づく事ができれば行動する事ができ、

互いに助け合う事ができれば、職場環境の改善につながると思います。

キャンタマ自身は、自宅では常に鬼嫁に注意を向けています。

・鬼嫁の表情
・鬼嫁の行動
・鬼嫁の発言

に目を向ければ、職場環境(自宅)の改善に繋がります。笑

Fish!哲学の実践例

態度を選ぶ

・ポスターを作成し掲示
・業務が始まる前に「スマイルタイム」

態度を選ぶでは、この様なポスターを作成して掲示しました。

その日の気分は、自分自身で選択できます。

そして、笑顔が周囲のスタッフの幸せにする事や、

コミュニケーションの活性につながり、

生き生きとした職場環境へ繋がります。

この他には、業務が始まる前に

「スマイルタイム」を始めました。

スマイルタイムとは、2人で1組になり、

互いに笑顔で「おはようございます」と言い合います。

「何それ?」と思われるかもしれませんが、

気恥ずかしさから、自然と笑顔になります。

1日の始まりを、笑顔からスタートする事ができますよ。

仕事を楽しむ・人を喜ばせる

・ナースステーションを飾り付
・サンキューカードを作成し配布
・サンキューガードを貯めて景品交換

もうすぐでハロウインの時期ですね。

医療現場って、意外に殺風景な感じがしませんか?

そんな、殺風景の所に時期を感じられる装飾を行うと、

患者さんだけでなく、医療従事者も少しほっこりします。

なので、様々な時期に合わせて、ナースステーションを飾り付をしています。

その他には、

何か感謝を伝えたいとき、

人って言葉に出して伝える事って、難しいですよね。

なので「サンキューカード」を作成して、

感謝を伝えられる一つの手法を作りました。

カードの裏に理由を添えて、こっそり相手の個人BOXに入れて感謝を伝えています。

意外にカードが入っていると嬉しいものです。

また、サンキューカードを10枚集めると、

ちょっとした景品が所属長からもらえます。

もちろん景品代は病棟費から出ているんですが、、、。

(所属長のポケットマネーから出してもらいたい。笑)

相手に注目する

・メッセージを添えた「ウェルカムカード」

看護師の部署移動って、意外にストレス多くないですか?

・新しい分野の看護の勉強
・人間関係
・上司との関係などなど

まあ、どの職業もそうだと思いますが、、、。

そんな部署移動や新人として配属された新たな仲間に、

メッセージを添えた「ウェルカムカード」を作成して、

こっそり個人BOXへしのばせています。

少し想像してみてください。

緊張しながら初めて部署に来て個人BOXを開けて、

welcomeカードが入っていたら、

ちょっと安心しませんか?

そして、ちゃんとあなたの事を向かい入れていますよって感じませんか?

まとめ

Fish!の哲学についてお伝えしましたが、

最初は少し小恥ずかしい感じがしますが、

その小恥ずかしさが、以外に職場に笑顔をもたらします。

Fish!の哲学を導入したからって、すぐに職場環境が変化するかと言われれば、

そうは思いません。

でも、少しずつでも仕事は楽しく、笑顔が増えれば、

人間関係も改善されてくると思います。

スタッフ一人一人の認識を変化させる一つのきっかけになると思います。

皆さんで一緒に職場環境を改善させませんか?

それでも職場の雰囲気が悪く、転職したいと思ったら、

関連記事をご参照ください。

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